同窓会員の皆様、今夏の猛暑日、真夏日の連続にもめげず、益々ご健勝にてご活躍の由、大慶に存じ上げます。また全国各所における局所的集中豪雨に見舞われました皆様には、心から御見舞申し上げます。為替レートの円高傾向による推移は、輸出産業への打撃、企業の海外進出を加速しかねない状況であります。さらに政治の混迷は国民生活の安定に危惧をもたらしかねない現況であります。精力的にそれぞれのお立場でご奮闘されております会員の皆様には、心から厚く感謝申し上げます。

 さて、2009年6月1日に信州大学工学部創立60周年を迎える慶事にあたりまして、多大なご協力を賜わり、記念事業が出来ましたことに、会を代表し、心から厚く御礼申し上げ、感謝申し上げます。

 創立60周年記念事業を遂行するにあたりまして、同窓会として多年の懸案事項でありました、同窓会館建設を講堂跡地とし、母校のご協力を要請しましたところ、工学部当局の構想と合体した、信州科学技術総合振興センター(略称SASTec)を建設することとし、その為の総経費を6億円とし、その捻出方法として、総経費の3億円を経済産業省からの助成金を充当することとし、残りの半額を工学部と同窓会とで折半して負担することといたしました。本会の負担金拠出につきましては、同窓会員に募金のお願いをすること、前回35周年記念事業に寄せられた土地購入後の残金をこれに充当すること、それらの合計金額に不足が生じたときは同窓会等から充当していただき、この分に関しましては更なる募金活動を継続し、返済してまいること等に関しまして、本会役員会、総会並びに財団法人若里会役員会から了承されたところであります。

 今回の募金活動は、残念ながらアメリカからのリーマンショックによる景気後退の影響を回避できず、経済活動の後退等により、募金活動もその影響で十分な成果を上げられませんでした。誠に慙愧に耐えないところでありますが、先に述べましたように、あらためて募金活動を継続してまいりたい所存であります。なにとぞ諸事情をご賢察のうえ、心からのご協力を再度お願い申し上げます。

 なお、今回の会計並びに募金の継続に関します詳細につきましては、本誌の別稿をご参照いただきますようお願い申し上げます。また今回ご応募いただきました皆様(35周年記念事業にご寄付いただきました皆様を含む)には、今回新たに編纂いただきました「工学部同窓会沿革史」を同封致しました。ご高覧いただければ幸甚に存じ上げます。

 同上の(SASTec)は昨年末完成し、同年12月にご来賓各位を始め、多数の同窓生参加のもとに記念式典並びに祝賀会を開催致しました。そして本年3月には、同センターのスタートアップ式典が挙行され、現在本来の設置目的に向かって実際の活動に供されております。なお、同窓会占有のものとして66uの部屋が利用でき、会議室、事務室および談話室として活用致しております。また3階の1200uのホールは無償で利用することができます。なお、1、2階のラボラトリールームは同窓生の希望が優先的にかなえられることになっております。同窓諸氏の積極的なご活用をご期待申し上げます。

 終わりに当たりまして、会員諸氏の益々のご活躍とご健勝を心からご祈念申し上げます。また例年より早く、11月をめどに編集、発行にご尽力いただいております、編集委員会委員長の三島彰司氏はじめ編集委員会の諸氏のご尽力に感謝申し上げます。


ALUMNI ASSOCIATION, FACULTY OF ENGINEERING, SHINSHU UNIVERSITY